秘書のことを「うざい」と感じる原因として、性格がきつい!態度が大きい!と思うことはありませんか?
性格も関係しますが、秘書をさらに悪魔にしてしまう原因は他にも…
周りを不快にさせる秘書は、人間関係もバチバチです。
仰天な実話を紹介しながら秘書について考えます。
秘書が「うざい」と思われる原因
“どこか自分を特別だと思っている”
“他の人をちょっと見下している”
秘書にこんな一面があると、周りの人が不快に思う原因ですよね。
他にも、こんな特徴もよくあります。
- 愛想が悪い
- プライドが高い
- 性格がきつい
- ツンケンしている
- 自分も偉くなった気持ちでいる
- 態度が大きい
なぜ、このような特徴が多いのかといえば、秘書のもともとの性格はもちろん関係しています。しかしそれ以上に、職務的に経営者との関係値が近くなりやすいので、さらに高飛車になってしまうことが多いからなんですよね。
たとえば、口調が強くなったり上から目線な態度になったり。
また、自信に満ちて見えることもよくありますよね。
秘書は、仕事を進めていく過程でも、周りから高圧的だと思われる態度になりやすいです。
結果、人をあまり寄せつけなくなり、他の従業員との間で距離を生んでしまうので、俗にいう「うざい」と思われてしまうことが多いのですね。
現に、他の従業員からの苦情や愚痴もいろいろあります。
けっこう“バチバチ”しているものばかりです…
実際に見聞きしたものを紹介していきます。
秘書がうざいと人間バトルがバチバチ!?
秘書に対して、よくある愚痴や苦情をならべました。
「あの秘書、社長の近くにいて情報を握ってるからって、他の人に対してちょっと上から目線なんだよね」
「彼女、社長のお気に入りだから、普通のスタッフとは違う特別な立場にいると思ってるみたいだよ」
「あの秘書、経営者とすごく近いポジションにいるから、特別扱いされてるみたい」
「自分が社長の右腕みたいに振る舞ってるけど、他の人を見下してるみたいで気に食わない」
「彼女の話し方ってちょっと強すぎるし、すれ違っても挨拶もろくにせず、かなり不愛想…」
秘書は、周りと境界線を張っているように見えるし、他の人との協調性を無視しているように見えることが多いので、不満の声が集まりやすいのですね。
また、秘書の性格がきつい場合、これらの不満を浴びせられても全く気にしないので、周りの人との対立はいっそう強まります。
対立のバチバチが強かったときは、
その秘書は気に食わないことがあると、裏に人を呼び出して、「私に何か言いたいことあるわけ?」と問い詰めていたこともあったので、かなり気の強い秘書と言われていて大変でしたね…
他の事例で、秘書の傲慢さが社長にバレて、秘書から降ろされたこともありましたよ。
社長の外出中に秘書が社長室に入り(秘書だから勝手に入っても怪しまれない)、なかなか出てこなかったそうです。
そこに、予定より早く帰社した社長がいつものように社長室に戻りました。
すると、社長専用のデスクの椅子に堂々と座って、椅子をクルクルしながら、彼氏と電話している秘書がいたそうです。
聞いたときゾッとしましたが、実話です。
社長も秘書を信用していた分、裏切られた気持ちだったでしょうが、すぐに人事部に報告され、秘書を辞めさせられていました。
社長との距離が遠い部署に異動になったそうですが、その後すぐに退職しています。
そんなことがあっては、会社に居づらいですからね…
世の中には、ちゃんとした良い秘書も悪い秘書もいますが、やはり根っからの悪い秘書は早かれ遅かれ見つかってしまうものなんですね。
このように「うざい」と思われる秘書には、元からの性格的に問題がある秘書もいますが、それ以外の部分が“ウザさ”に火をつけてしまっていることも…
つぎは、性格以外の原因をひも解いて見ていきます。
秘書がうざいと思われるのは性格のせいだけ?
性格だけでなく、秘書の人格以外の部分も大きく関係していますよ。
それは秘書として働くという環境が独特であることです。
秘書は、社長や幹部などの会社の重要な地位の人たちと密接に働くので、社長の信頼を得られます。
会社のトップからの信頼があることは、他の従業員とは異なる「特別な立場」であると感じてしまいやすいのです。
秘書は仕事をするうちに、「自分が社長の直接的な支援者であること」、「自分が組織内で重要な一員であること」を強く自覚するようになるので、態度が大きくなってしまいがちなんですよね。
また秘書の仕事では、会社の重要な情報にアクセスもできるし、他の従業員が知らない事情を知ることもできるので、この独特な役割は他の人にはない特権だと思ってしまうこともあります。
それが秘書にある程度の優越感を与えることはよくあり、その優越感が無意識に振る舞いにも出てしまうのですね。
その振る舞いを見た他の従業員は、「いい気になっているんじゃない?」と感じてしまうというわけです。
そもそも、秘書にはそういったクールで「ツン」っとしたイメージの人が採用されやすいという側面もあります。
秘書として働く以上、会社の重要なポストの人たちと近くで仕事をするので、プロフェッショナルなイメージも兼ね備えていなければいけませんから。
とはいえ、秘書はあくまでも他の人と変わらないイチ従業員であり、公平な立場でなければいけませんよね。
周囲の人と良好な関係を築くことができていないのであれば、秘書としてのプロフェッショナリズム欠けていることになりますし、早急に改善すべきでしょう。
秘書は、たとえ周囲から不快に思われやすい環境であったとしても、自己の役割と責任を深く理解し、経営者との関係を尊重しつつも、全ての従業員との公平な関係を保つことが重要であるといえますね。
秘書をうざいと感じたら試すべきこと
もし、秘書に不満があるなら今後も秘書として有能に働ける人材なのか、それとも秘書に向いていない人材なのかをハッキリさせるようにしましょう。
「うざい」と感じてしまうような秘書でも、秘書に向いている要素があるなら改善の余地があります。
いっぽうでそもそも秘書には向いていない人は改善するのは難しいです。
秘書の向き不向きの要素をチェックしてみてください。
- 秘書に向いている人の要素
-
- サポート役を担うのが好きで、他人を助けることに喜びを感じる
- 他人に敬意を払いやすく、尊敬する気持ちを持つことが自然
- 上司にも自信を持って意見を述べることができる
- 細かな仕事にも忍耐強く取り組むことができる
- 日常的な雑務にも動じず、楽々とこなす
- スケジュールや計画を効率的に管理する能力がある
- ミスを最小限に抑えるため、確認作業を徹底して行う
- 状況を素早く把握し、柔軟に対応する能力が高い
- 他人への心配りや気配りが上手で、細やかな配慮を欠かさない
- 秘書に向いていない人の要素
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- 積極的にリーダーシップを取り、目立つ役割を好む人
- 自己のリズムで仕事を進めるスタイルを好む人
- 仕事での成果や承認を強く求める人
- 細部にこだわる作業に苦手意識を持つ人
- 限られた範囲の人とだけコミュニケーションを取りたい人
- 仕事が大まかで、丁寧さに欠ける人
もし向いている要素があるなら、あとは周囲に不快な印象を与えてしまう態度を改善すればいいだけなので、態度を改めるような声掛けを一度してみるといいですね。
普段の秘書としての働きぶりは認めたうえで、より秘書としてキャリアアップするためのステップとして提案するような形で声掛けをしましょう。
ただし、声掛けをしても改善が見られない場合は、秘書として向いていない可能性がありますので、注意してくださいね。
また、すでに向いていない要素があるなら、改善を試みるのはあきらめたほうがいいでしょう。
もともと秘書に向いていないのに、成りゆきでなってしまった人が、ことごとくすぐに辞めていくのを、何度も見ていますから、本当です。
秘書の向き不向きは、雇い主にとってはかなり重要なポイントということですね。
秘書としての理想像ってすごく難しいわけではないのに、実際のところ理想をすべてクリアできる秘書はほとんどいないのが現状…。
いろんな経営者や秘書がいるなかで、相性もありますから、難しい問題です。
ただ、だからといって問題の解決法がないわけではありません。
最後に、世の経営者がどのように秘書との問題を解消しているのかを紹介したいと思います。
【不快な秘書とおさらばできる】解消法とは
秘書の不快な部分が、直しようがないのであれば、長い目で見ても秘書のチェンジをするのが得策です。
向いていない秘書にいつまでも職務に当たらせるのは、秘書にとっても雇う側にとってもメリットはありませんからね。
いちばん良くない影響としては、秘書が社内で不快に思われてしまうだけでなく、取引先や顧客に不快に思われてしまうことです。会社のイメージが悪くなるのは避けたいですよね。
そうなる前に、他の部門や他の仕事を提案したほうが、会社全体の運営がスムーズにいくでしょう。
経験談ですが、秘書は向いていない人が長くつくと、周りの人の心を疲弊させてしまうので、秘書以外の人がドンドン辞めてしまうことが起こります。
秘書という職種は、意外と社内外で関わる人数が多いので広い範囲の人に影響を与えてしまうのですね。
また、新しい秘書を考えるのであれば、
優秀な秘書がアシスタントしてくれるサービスを利用するのが、最新流です。
オンラインアシスタントサービスというものですが、
コストもかなり安く抑えられるうえに、スキルや経験のある有能な秘書しか採用していないサービスで、経営者の間でも広まってきています。
現在、手軽に完全無料で試すことができるので、一度経験しておいて損はないと思います。
興味を持たれた方が、わかりやすくオンラインアシスタントサービスを選べるように記載したものを、念のため載せておきますね。ぜひ確認してみてください
会社のイメージとしても反映される秘書が、会社や従業員のために好影響を与えられるような仕組みづくりができたらいいですね。