【実例あり】経営者がしんどい…苦痛からの解放に必要な手段

経営者って、まるで試練みたいな「しんどい…」ということばかり起きませんか?

理解してもらいがたいしんどさに、思い悩む経営者は多々…

しんどさを癒してくれる方法や、具体的解決策はどこにあるのでしょうか。

実例をまじえて、世の経営者が実践しているケースを紹介します。

目次

経営者はどんなしんどいことがあるの?

経営者のしんどさは、こんなことからきていますよね。

  • 会社の将来をになう重圧
  • 経済的な不安
  • 大変な人間関係
  • 精神的な重荷となる責任感

具体的に、どんなしんどい状況に直面しやすいのかをみていきます。

大口顧客の突然のキャンセル

年間収益の多くを占めるような重要な顧客から、急に取引終了などが起こると、会社の財務状況は一気に悪化しますよね。

代替の収益源をみつけないといけない焦りもありますし、予測できない事態が今後も起こるのかと思うと、深刻なストレスと不安におそわれるのです。

社内での対立やお客さんとの不仲

社内でだれかが揉めていたり、自分自身が従業員とうまくいかなかったり。

さらに、お客様との間にわだかまりが生じれば。想像以上に心に負担がありますよね。

社内での対立は、チームワークに亀裂を入れて業務にひびくし、お客様と揉めればこれまでの努力が水の泡に…。

経営者としての人間関係問題によるしんどさは計りしれません。

やらかせば非難の的

なにか問題が起これば、その責任の大部分が最終的には自分に降りかかります。

自分が直接原因であるかのように思えてくるし、自分だけがこの厳しい状況に立ちむかっているように感じるしんどさ…。

スタッフを守りながら会社の信頼を取りもどすために動くことは、精神的にも肉体的にもけずれるような疲労感ですよね。

圧倒的なプライベートの犠牲

事業に没頭することが自分の使命だと思っていたものの、どんどん趣味や自分のために何かをすることがなくなり、しまいには仕事以外には何もないような状態になる始末…。

事業の成功には多くの時間と努力が必要でがむしゃらにがんばるのに、それによって得られるものが仕事の成果だけ…。

自分自身の豊かさの成長という点では、大きな空虚感を感じざるを得ません。

そういったワークライフバランスの取れない生活が、ジワジワ自分を苦しめるのです。

経営者がしんどいと感じる実例

とある経営者Kさん毎日のしんどさを漏らした実例を紹介します。

経営者Kさん実例
※中小企業社長 従業員数10名程度 経営3年目

Kさんは、 

従業員から直接給料を上げてほしいと相談されたことがありました。

その従業員の仕事ぶりを考えれば、ひとりの人間としてはその要望にこたえてあげたいという気持ちが強かったそう。

ただその一方で、いち経営者として考えてみると、会社の財務状況や経済バランスから、ただ単に情だけで給料をあげてあげることは難しいと、痛感。

ほかの従業員への公平性将来の収益状況の不確実性など、考えないといけないことがたくさんあるのです。

結局、Kさんはその従業員に対して、現時点ですぐに給料を上げることは難しいが、会社として他の形での評価やサポートを検討したいと伝えました。

こういったことから、従業員の要望に自分の善意だけでは全てにこたえることができないという経営者としての「しんどさ」を身にしみて感じたといいます。

同時に、従業員との信頼をキープしながら、明快なコミュニケーションを取りつづけることの「しんどさ」もあったそう。

そして、ここからさらに一層つらさが増していくのです…

ビジネスをしていくうえで、自分の善意だけで人と関わっていくのが難しいと感じたKさんは、従業員との人間関係で悩むようになります。

「彼らが私をどう思っているんだろう…」

「私の決断や行動に対してどんな期待や不安を持っているんだろう…」

思わずそんなことばかりを考えてしまう…

「理想の経営者」を演じること疲れてきて、だんだん従業員と毎日顔を合わせるのがしんどくなってしまいました。

今は、孤立感を抱きながら、なんとか毎日出社しているそうですが、現時点で「一生、経営者をつづけていくのは無理」だと思っているとのこと…。

Kさんに事例のように、

経営者は、従業員の要望と会社の実情とのあいだでバランスをとる難しさと、その中で信頼関係をつくりあげていく過程の大変さで、思い悩むことが多いです。

なぜ社内での問題で思い悩むことが多いのかといえば、

中小企業の社長さんなどによくあることで、

膨大な業務あるうえに社内の人間関係のことも気にしてしまうので、「しんどさ」が2重になっているのです。

なにからなにまで全て自分だけで背負いすぎているのですね。

とはいえ、毎日業務は動いており、従業員の生活もあるなかで、しんどさをすぐに無くすことが難しい…

はたして世の経営者はどのようにしんどさを和らげているのでしょう?

その対処法をつぎでみていきます。

経営者がしんどい時の対処法

ココでは、「日々のしんどさを癒したり緩和したりする」ためのストレス解消法中心に紹介していきます。

会社としての具体的解決策については、この後の「経営者がしんどい思いをしないように今後していくべき具体的解決策」で述べていきますので、そちらをご覧ください。

ではさっそく。

経営以外の他の部分で自分を癒してあげることも経営をつづけていくうえで大切ですから、自分をいたわるための方法をみていきましょう。

社外との刺激的な繋がり

経営の苦労から一時的に距離をおくためにも、社外の人たちと話すことで心はクリアになります。

自分だけが直面しているわけではない悩みや、それをどう乗り越えたかの話を聞くことができ、同じくがんばっている仲間の存在がありがたく感じるのです。

人脈を広げることで、心の苦しさが軽くなるだけでなく、仕事の質も自分の幸せアップすることにつながりますね。

仕事以外の新たな関心事を見つける

経営をしんどく感じているときって、仕事のことばかりを考えすぎて、他への興味を失いつつあります。あたまが凝り固まってしまっているのです。

仕事以外のことに目を向けてみれば、夢中になれる趣味や没頭できることに出あえることも。何でもいいのです、ちょっとしたことで。

新しい関心事を見つけることで、自分自身と向きあう時間になるので、精神的な健康をもたらし、日常生活にも前向きになれるようになります。

前向きになれるということは、自信をつけるのにも役立ちますよ。

しんどさを跳ねのけるバケーションをとる

従業員を前に、責任のある経営者である自分が、休暇をとることだれしも気が引けるもの。

ただそこで思い切って休みをとってみると、日々のプレッシャーからはなれてリラックスできている自分に気づくのです。

戻ってきたときには不思議とやる気も増している状態に。

このリラックス感を一度味わえば、次しんどさを感じたときにどう対処すれば良いか、自分自身でわかるようになりますよ。

しんどさを紛らわそうと依存しているものを断つ

しんどさの発散のために、やけ酒、暴食、スマホへの依存、人への依存など、心当たりはありませんか?

これらは実は、しんどさからさらに抜け出せなくなる原因になっているかも。

思い切ってこれらをやめて、他のことに意識をむけてみることで、心を癒してくれる新しいリラックス方法が見つかりやすくなります。

例として、しんどさから解放されるために行動していた経営者さんのことを紹介すると、

社外交流をもとうと、経営者コミュニティを紹介してもらったり。

趣味をもとうと、サッカーチームに所属してみたり。

従業員に文句も言われないほどに完璧に仕事をこなして、長めの休みをとって旅行してみたり。

しんどさからしていた毎日のやけ酒を、のどごしのいい炭酸水に変えてみたり。

そんな、工夫をしていました。

とにかくちょっとした小さな逃避先を見つけるだけでいいのです。

自分が無理せずできるものを試してみましょう。

しんどさの解消法は日々の生活に取りいれるものですが、合わせて実行していくと効果的な、会社としての具体的な解決策を最後にみていきたいと思います。

経営者がしんどい思いをしないように今後していくべき具体的解決策

経営でしんどい思いをしないように今後していくべきことを見ていきます。

自分の仕事をすべて洗い出して業務を分担する

すべて自分で背負いがちな経営者にとって大切なことは、

自分のすべきことと、他の人にも任せられる仕事をハッキリさせることです。

現在の背負っている業務を一度すべて書き出してみましょう。

「こんな仕事もしていたんだ」とか「これ、本当に私がやるべきこと?」など、驚くほどの業務が出てくるはず。

これにより、今までどの業務にどれだけの時間を割いていたかがハッキリします。

次に、業務の優先順位を評価します。

なにが重要で緊急性があるのか、一つ一つみていくことで「自分がすべき重要なことだと思っていたけど、実はそれほど重要ではないかも」と、発見できます。

優先順位を評価が終われば、思いきって業務を他の人へ引き渡したり、いらない業務は廃止したりしてください。

自分だけでなく他の人にも任せられる仕事は必ずあるのです。

業務分担の手順
  • 自分の業務の洗い出し
  • 優先順位を評価する
  • 自分のやるべきことと他の人に任せられることを分類
  • 業務の分担を決め、不必要なものは廃止する

最初は不安かもしれませんが、業務を引き渡した従業員のやる気につながることもありますし、自分自身もラクになり、最終的には全員のためになります。

もし、手が足りずに業務の分担が難しい場合や、もっと効率的に自分の負担をへらしていきたい場合は、次の方法も有効的です。

自分を格上げしてくれるアシスタントをつける

自分の専任サポート役がまだいないのであれば、アシスタントをつけるようにすると、これまでのしんどさは、グッと改善します。

「アシスタント」というとハードルが高いように思えますが、

現代では、便利になったテクノロジーの進歩をうまく活かしたアシスタントで、自分の業務負担を減らしている経営者さんがたくさんいます。

たとえば、最近でいうと、

オンラインアシスタントサービスがその一つです。

アシスタントを雇うことはコストの心配があると思いますが、こういったサービスを利用すれば、通常の雇用に比べて半額以下の料金でアシスタントを受けることができます。

“サービス”といっても機械的なものではなく、相手は生身の人間なので、プロ意識と人間味のあふれる心遣いであたたかいサポートをしてくれるのです。

また、《採用率わずか1%》という厳しい選考をクリアした優秀なアシスタントが多数在籍しているサービスもあり、そのスキルの高さにも期待がもてます。

アシスタントが手軽につけられるようになって、サービスを利用する人が増えている現代ですが、

実際に、何十年もビジネスの最前線でいきいきと経営をしている、とある社長さん(※私が以前ともに仕事をした70代半ばでまだ現役の社長さんです)は、常にアシスタントを持つことを重視していました。

自分は自分のしたい仕事に集中できるからこそ、のびのびと経営をつづけていられるのでしょう。

アシスタントサービスは、ここ最近で利用者が急激に増え、優秀なアシスタントさんを巡る取り合い状態にもなっていますが、何ごとも早い者勝ちともいいますから、早めに試してみることはおすすめです。

こちらを読んでいただいた方に、特におすすめの優秀なオンラインアシスタントサービスの情報をお届けできるよう、以下に詳細ものせておきました。

期間限定での無料お試しサービスも実施中なので、ぜひチェックしてみてください。

しんどさを抱えるあなたの心が一日でも早く報われますように。

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この記事を書いた人

はじめまして、社長秘書ライターa✳︎です。
ブログを見ていただきありがとうございます。

これまで、企業の社長秘書・会長秘書を勤めてきて、
秘書業務や人事関係・経理関係の仕事などに携わってきました。

秘書をしながら多くの分野、役職の人たちと関わることができたので、
その中で見つけた大人たちの悩みや想いを共有したく、発信しています。

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