経営者として生きるのが辛く、「もうやめたい…」と思うことはありませんか?
毎日悩んで早く解放されたいのに、やめたくてもやめられない複雑な問題が山積みですよね…。
苦痛から抜け出す方法が見つかれば、心がフッと軽くなるはず。
その手段をいっしょに考えていきます。
「経営者をもうやめたい」と思う4つの原因
「経営者なんてもうやめたい!」という苦悩な気持ちは、なにか特定の大きな理由というより、いろんなことの毎日の積み重ねで引き起こります。
その原因となっているものをまずは見ていきましょう。
経営の状況が苦しいから
経営状況の浮き沈みがはげしかったり、絶好調から急に業績が落ちたりするのを見ると、不安がのしかかって経営のことで頭がいっぱいになってしまい、眠れないことも。
また、低迷状態が長くつづいているなら、会社をどう回していけばいいのか、答えがわからず滅入ってしまいます。
“こんなに苦しい経営を続ける意味があるのか” “いっそやめてしまったほうがラクだ”ということばかり考えてしまうように。
経営者は孤独だから
相談できる人がいない経営者が圧倒的におおいです。
従業員にいうわけにもいかない、家族にもいえない、話を聞いてもらえる経営者の友達もいない。
自分の苦しみを聞いてもらえたり癒してもらえたりすることがないので、本当に心の支えになる人がいないってことも…。
常になにかに追われて気持ちが晴れることがなく、「一人で背おうなんて無理だよ…」と経営をがんばる意欲がなくなってしまうことに。
経営者としての人間関係に疲れたから
経営者には、気が疲れる人間関係もまとわりつきます。
みんなの意見に耳をかたむけて、社内の協調バランスを整えないといけないことはもちろん、社外との関係性もかなり複雑。
取引先との交渉では、いつも緊張感があって、少しのミスも許されないような空気。でも、いつも強い姿を見せなきゃいけないし、時には厳しい交渉もしないといません。
関わり方を失敗すれば、長い時間をかけて築いた信頼関係が一瞬で崩れることがあり、虚無的なつらさを味わうことも。
全ての人間関係において、常に強くあらねばならないこの立場に、精神的にまいってしまうように。
経営者に向いていないと思うから
経営に自信がなく、“そもそも向いていないのだ”と思うと、いっきに将来が見えなくなります。
人をまとめるのが苦手であり、経営の数字に強いわけでもないので、市場の動向を読むのも苦手。
自分がこれからずっと、会社や従業員をこれからも守っていけると思えないし、その重大なプレッシャーが半端なく、かかえきれなくなってしまう。
経営の多忙さから、プライベートな時間もままならない毎日のせわしなさに、自分のライフスタイルに合っていないと思うことも。
なぜ経営者はもうやめたくても、なかなかやめられないの?
経営者をやめたいけど、そう簡単にはいかない…
そう思う経営者がほとんど。
会社には従業員がいて、もし経営を放りだしたら、彼らや家族にどんな影響がでるのかと思うと、踏みだせませんよね。
想像すると、彼らの生活が直接自分にかかっていることを痛感するのです。
また、クライアントや取引先との関係もあります。迷惑をかけることなく、ビジネスをスムーズに引き継げる方法を見つけなければいけません。
そして、経営をやめるなら、会社の将来を託せるような信頼できる人物を探す必要もあります。
しかし、適切な人材をみつけるのはそんな容易じゃありません。
これら全部の責任を放棄して、パッとやめることはできないし、経営者をやめるというのは、ただの職を辞めることよりもずっと複雑だということです。
会社、従業員、クライアント、そして自分自身の未来に関わる重大な決断を、すぐにできるはずもありません。
とはいえ、こんなつらい経営をがけっぷちでひたすらに続けていくだけなんて、自分自身がパンクしてしまう…
どうにか苦しい経営から抜け出す方法はないのか。
その方法を次にあげていきます。
経営者をもうやめたい苦しい毎日から抜け出す方法
毎日毎日つらい日々からは、すこしでも早く脱して、自分の気持ちをラクにしてあげるべきです。
「廃業」や「売却」などの厳しい選択もなかにはありますが、それだけではなく、もっと状況を好転させていけるようなポジティブな選択肢も、いっしょに考えていきましょう。
経営者を引退する
経営者を引退することを本気で考えているところまできているなら、「廃業」や「売却」を検討しなければいけません。これらは、最終的な手段といえる2択でしょう。
「廃業」をえらぶなら、廃業には従業員の処遇、債務の清算、資産の売却など、いくつかの重要なステップをふむことが必要です。
法的なプロセスもあるので、アドバイスを受けるための信頼できる専門家さがしを最優先でしていきましょう。
また、会社がまだまだ価値をもっているなら、「売却」は有効な選択肢です。会社から手を引いて、資本を回収することができます。
売却には、いい買い手を見つけるためのマーケティングや交渉がマストであるため、実績があって寄りそってくれる専門家をえらびましょう。
会社の立て直しを図る
専門家のコーチやメンターなどを見つけて、状況の再評価やビジネスプランの立て直しをしてもらうのもひとつの手段。
経験豊富な人からのアドバイスは、自分にない新しい視点を必ずもたらしてくれます。ビジネスモデルを見なおすことができれば、自分のやりやすい経営が見えてくることもありますよね。
経営の道は一人でなしていくものではなく、自分にできないことをどんどんできる人に頼っていくことも重要な要素なのです。
経営者仲間と出会えるコミュニティを探してみる
家族とも、友達ともちがう、自分の思いを素直にわかちあえるような経営者仲間は非常にたいせつです。
ただ、社長さんたちもよく嘆いていますが、気をゆるせる経営者仲間ってなかなかできづらいんですよね。
ただ、見つかったときには、いちばんと言っていいほど良き理解者になってくれます。
一人じゃないという実感も得られるし、誰にも理解してもらえない苦悩を共感して力にもなってくれます。
実際に、やめたいと毎日悩んでいた、ある経営者は「視野がせまくなりすぎている自分」を危惧し、自分とちがう業界の経営者たちや自分とちがう世代の経営者たちのコミュニティをみつけては、なるべく顔をだすようにしていました。
それほど、自分のことを深くわかってくれる存在、いっしょに励ましあっていける存在というのは重要であるということですね。
自分のアシスタントをつける
自分専用のアシスタントをもつことは、経営者としてのあなたの仕事負担を減らしてくれるだけでなく、メンタルヘルスの面でも大きな助けになってくれます。
経営者にありがちですが、なんでも自分でこなして、全部自分で解決しようと無理をしすぎていませんか?
自分に合ったアシスタントを見つけて、自分のやらなくてもいい仕事を他へと分担することはとても有効な手段です。
また、アシスタントをつけることは、最先端の方法を駆使すれば、最も手間やお金のかからない身近な方法といえますよ。
どの方法を選ぶかはひとそれぞれですが、いずれにしても重要なのは、自分にとって最も適した方法を見つけ、とにかく実行に移すことです。
もし、アシスタントを検討する場合、まずは無料で試してみることが、いちばん負担が少ないです。
そんなことできるの?と思われるかもしれませんが、実際に完全無料でアシスタントサービスをためすことができる情報を下記にわかりやすくまとめておきました。最先端の方法ともいえますので、ご興味があればのぞいてみてください。
毎日、苦しい時間をおくっているあなたが、一日でもはやく安堵とやすらぎを得られますように。